将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が6月10日、王座戦二次予選決勝で大橋貴洸六段(27)と午前10時から対局を開始した。藤井七段は今月、10日間で早くも4局目。タイトルをかけた激闘から中1日で、新たな戦いに挑む。
藤井七段は8日にヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第1局で、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)と10時間超に及ぶ熱戦の末、157手で勝利。最年少でのタイトル挑戦で記念すべき1勝をあげた。2、4日には、この五番勝負に進むために佐藤天彦九段(32)、永瀬拓矢二冠(27)と、実力者相手に連勝。過密スケジュールの中、快進撃を続けている。
対する大橋六段は、藤井七段と同じ2016年10月デビュー。通算勝率7割を超す実力者で、対戦成績も2勝2敗の五分だ。
本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は藤井七段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)