将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が6月10日、王座戦二次予選決勝で大橋貴洸六段(27)と対局中だ。本局の勝者は本戦出場が決定。本戦では4連勝すれば、永瀬拓矢王座(叡王、27)への挑戦権が獲得できる。
藤井七段は2016年10月に、史上最年少14歳2カ月で四段昇段しプロ入り。直後から史上最多の29連勝を記録するほか、数々の最年少記録を樹立。直近では、17歳10カ月20日で、最年少でのタイトル挑戦記録を塗り替えた。
既に初タイトル獲得への期待が高まっているが、結果次第では一気に複数冠の可能性もある。13日に行われる王位戦の挑戦者決定リーグ白組の最終戦に勝利すれば、紅組優勝者との挑戦者決定戦に進むことが決まる。また、王座戦も本局を含めて5連勝すれば、番勝負にたどり着く。また、20日に行われる竜王戦3組ランキング戦では、師匠である杉本昌隆八段(51)と対戦。これも勝利すれば本戦出場が決まる。
対戦相手の大橋六段も、2016年10月プロデビューの同期対決。過去の対戦成績では2勝2敗の五分だ。
本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は藤井七段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太七段 親子丼セット(冷たいうどん) 大橋貴洸六段 肉なんばうどん
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太七段 3時間19分(消費1時間41分) 大橋貴洸六段 4時間43分(消費17分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)