豊島将之名人、大激闘の終盤制し今シリーズ初勝利 1勝1敗のタイに/将棋・名人戦七番勝負 将棋豊島将之,渡辺明 2020/06/19 22:00 拡大する 将棋の名人戦七番勝負第2局が6月18、19日に山形県天童市「天童ホテル」で行われ、タイトル初防衛を目指す豊島将之名人(竜王、30)が挑戦者の渡辺明三冠(36)を158手で下し、今シリーズ初勝利をあげた。勝敗も1勝1敗のタイに。将棋界の“頂上決戦”は、がっぷり四つで第3局に進むことになった。▶中継:豊島将之名人、今シリーズ初勝利 第1局を落としていた豊島名人だが、本局では中盤以降はペースを握って終盤に突入。一時は勝勢まで見えたかというところまで指し進めていた。ところが、一瞬の隙から渡辺三冠の大逆襲を受けると、互いに持ち時間がなくなった最終盤では、形勢が二転三転する大激戦に。それでも最後にチャンスを掴むと、なんとか勝利をもぎ取った。 続きを読む