将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が7月13日、北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われる王位戦七番勝負の第2局で、現タイトル保持者の木村一基王位(47)と対局中だ。第1局に勝利し、連勝を狙う藤井七段だが、第2局は先手の木村王位が得意とする「相掛かり」を採用。序盤からお互いじっくりと時間を使う展開になっている。
▶中継:藤井聡太七段、王位獲得へ連勝なるか 木村一基王位と第2局
藤井七段は、同時期に行われているヒューリック杯棋聖戦五番勝負で、2勝1敗とリードし、最年少タイトル獲得の記録更新に王手。王位戦七番勝負も、最終局が9月までに行われることから、棋聖・王位どちらでも奪取に成功した時点で、従来の記録(18歳6カ月)を更新することができる。ファンからは、最年少記録だけでなく、一気に二冠獲得への期待も寄せられている。
対戦相手の木村王位は昨期、藤井七段とは対照的に46歳3カ月という、史上最年長での初タイトル記録を作った棋士。“千駄ヶ谷の受け師”の異名を持つとおり、第1局では追い詰められながらも、相手が一手でも間違えばたちまち逆転という罠を張り巡らせたことで、改めて実力を示す内容となった。
両者の公式戦での対局は、今シリーズのみで、藤井七段の1勝0敗。
本局の持ち時間は各8時間の2日制。終局は翌14日の夕方から夜になる見込み。1日目は封じ手が行われ、2日目の朝に開封される。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
木村一基王位 天丼とそばのセット 藤井聡太七段 中華セットランチ
【昼食休憩時の残り持ち時間】
木村一基王位 6時間23分(1時間37分) 藤井聡太七段 6時間22分(1時間28分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)