将棋の叡王戦七番勝負第4局が7月19日、愛知県名古屋市「亀岳林万松寺」で行われ、永瀬拓矢叡王(王座、27)が豊島将之竜王・名人(30)に232手で勝利、今シリーズ初勝利をあげた。同日行われた第3局では、207手で持将棋・引き分けに。1日で2局、合計439手という超ハードな一日に「本当に長い一日だったなと思います」と振り返った。シリーズ成績は1勝1敗2持将棋という、将棋史にも例のない状態で、第5局を迎えることになった。