将棋の名人戦七番勝負第4局が7月27日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で行われ、豊島将之名人(竜王、30)と挑戦者の渡辺明二冠(36)が対局中だ。今シリーズの成績は、豊島名人が2勝1敗でリードしている。
現在、将棋界に8つあるタイトルは豊島名人、渡辺二冠、永瀬拓矢二冠(27)が2つずつ持ち合い、残りを木村一基王位(47)、16日に最年少でタイトルを獲得した藤井聡太棋聖(18)が1つずつ保持。計5人のタイトルホルダーがいる。豊島名人は叡王戦で永瀬二冠に挑戦、藤井棋聖は王位戦で木村王位に挑戦と、5人の中でも熾烈な奪い合いが生じている。
両者の過去の対戦は、渡辺二冠が18勝13敗2千日手でリード。直近では、13日に王座戦の挑戦者決定トーナメントで戦い、この時は渡辺二冠が勝っている。名人戦としては約1カ月ぶりの対戦は、どんな勝負となるか。戦型は渡辺二冠が得意とする矢倉になった。
本局の持ち時間は各9時間の2日制で、先手は渡辺二冠。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
豊島将之名人 鉄火丼とざるそばセット 渡辺明二冠 松花堂弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之名人 7時間3分(消費1時間57分) 渡辺明二冠 7時間54分(消費1時間6分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)