朝乃山、元大関・照ノ富士の底力に苦杯 旭道山「四つで十分と思ったかもしれないが、十二分があるということを理解して」 大相撲 2020/07/31 19:09 拡大する <大相撲七月場所>◇十三日目◇31日◇東京・両国国技館 前頭十七枚目の照ノ富士(伊勢ケ浜)が、新大関の朝乃山(高砂)を寄り切って1敗を死守。新旧大関対決で意地を見せつけた。【映像】照ノ富士と朝乃山の激闘(35分頃) 右四つがっぷりで左上手を引いた照ノ富士は、朝乃山の右からの投げを堪えると、腰を落として万全の形で寄り切った。 ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「朝乃山は左の上手を引いたら強い。しかし、照ノ富士は右を差したら強い。だから(朝乃山は)絶対に四つになったらいけない。左を絞って、二本を差すような感覚で行かないと。一方の照ノ富士は、完全に右の腕を返していた。四つになったら照ノ富士。朝乃山は十分と思ったかもしれないが、十二分があるということを理解してほしいと思った一番だった」と興奮気味に話した。 続きを読む