23日にZOZOマリンスタジアムで行われた福岡ソフトバンクホークスと千葉ロッテマリーンズの一戦で、3回表にソフトバンクの柳田が放った驚愕の高弾道アーチについて、プロ野球解説者の里崎智也氏がその打球の角度に注目。「風の影響もあったかもしれない」と、慣れ親しんだ球場の特性を踏まえて持論を展開した。
打った瞬間は打ち上げたかと思われた打球だったが、その弾道は驚愕の大きな弧を描いてスタンドに飛び込んだ。「上がりすぎでは?」の声に里崎氏は「上がりすぎかなということはあるかもしれないけど、あの角度ってマリンは風が吹いているからメチャクチャ伸びる」と述べ、ZOZOマリンスタジアムならではの一打であったという認識を示した。
ちなみに大きな弧を描いたこの一打の滞空時間は7秒20だったが、一般的なホームランの滞空時間が4秒~5秒とも言われている。また柳田のスイングがアッパースイングでもあることについて里崎氏は「いいんじゃないですか」と応じると「あとはマリンの場外弾が見たい。僕はイ・スンヨプで見ているんで。日本人で今打つとしたら、柳田か吉田正尚、山川あたりではないか」と話し、今後の柳田のさらなる進化に期待を寄せた。(ABEMA『バズ! パ・リーグ』)