日本将棋連盟による9月14日週の公式戦は、19日に羽生善治九段と丸山忠久九段が、竜王戦挑戦者決定戦の最終第3局で対決。勝った方が、豊島将之竜王への挑戦権を得る。羽生九段は、タイトル100期をかけた挑戦にもなるだけに、注目が集まる。主な対局は以下のとおり。
【中継】タイトル100期に挑戦なるか 羽生善治九段、竜王挑戦権かけて丸山忠久九段と対決
9月14日(月曜日)
リコー杯女流王座戦挑決 里見香奈女流四冠 対 伊藤沙恵女流三段 (携帯中継)
9月15日(火曜日)
順位戦A級 豊島将之竜王 対 菅井竜也八段 (ABEMA・携帯中継)
名人位を失って間もない豊島竜王だが、2期ぶりのA級では初戦に勝利。復冠に向けて再スタートを切った。一時は5連敗など、調子を落としたこともあったが、直近の対局では復調。将棋日本シリーズでは、藤井聡太二冠を下し、対藤井二冠戦で無傷の5連勝ということでも話題になった。A級初挑戦の菅井八段は、初勝利を手にできるか。持ち時間は各6時間で、先手は豊島竜王。
王位戦予選 宮田敦史七段 対 長岡裕也五段 (携帯中継)
王位戦予選 都成竜馬六段 対 西田拓也四段 (携帯中継)
王座戦一次予選 小林宏七段 対 渡部愛女流三段 (携帯中継)
王座戦一次予選 小林健二九段 対 折田翔吾四段 (携帯中継)
9月16日(水曜日)
王位戦予選 渡辺明名人 対 黒沢怜生五段 (携帯中継)
王座戦一次予選 小倉久史七段 対 西山朋佳女流三冠 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 長沼洋八段 対 黒田尭之四段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 大石直嗣七段 対 長沼か黒田 (携帯中継)
新人王戦 梶浦宏孝六段 対 齊藤優希三段 (携帯中継)
9月17日(木曜日)
順位戦B級1組 山崎隆之八段 対 木村一基九段 (ABEMA・携帯中継)
順位戦B級1組 千田翔太七段 対 永瀬拓矢二冠 (携帯中継)
順位戦B級1組 郷田真隆九段 対 久保利明九段 (携帯中継)
順位戦C級2組 渡辺大夢五段 対 服部慎一郎四段 (携帯中継)
9月18日(金曜日)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 飯島栄治七段 対 佐々木大地五段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 川上猛七段 対 中村太地七段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 飯島か佐々木 対 川上か中村 (ABEMA・携帯中継)
9月19日(土曜日)
竜王戦挑決第3局 羽生善治竜王 対 丸山忠久九段 (将棋プレミアム・ABEMA・携帯中継)
1勝1敗で迎える決定局。羽生九段は、本局に勝利すれば27年ぶりに無冠となった2018年の竜王戦七番勝負以来のタイトル戦出場となる。タイトル通算99期で、夢の100期に久々の挑戦なるか。丸山九段も、タイトル挑戦となれば同じく2016年の竜王戦以来だ。持ち時間は各5時間で、先手・後手は振り駒で決まる。
9月20日(日曜日)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 佐々木勇気七段 対 山本博志四段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 窪田義行七段 対 佐々木か山本(ABEMA・携帯中継)
(写真提供:日本将棋連盟)