戦型は「一手損角換わり」に 羽生善治九段 対 丸山忠久九段 勝者が挑戦権獲得の最終局/将棋・竜王戦挑決三番勝負 将棋羽生善治 2020/09/19 12:14 拡大する 将棋の竜王戦挑戦者決定三番勝負の最終局となる第3局が9月19日に行われ、羽生善治九段(49)と丸山忠久九段(50)が現在対局中だ。勝者が豊島将之竜王(30)への挑戦権を得る対局は、後手の丸山九段が得意の一手損角換わりを採用する出だしとなった。【中継】羽生善治九段、タイトル100期への挑戦なるか?丸山忠久九段と挑決最終局 将棋界の最高峰タイトルである竜王戦だが、羽生九段は2018年12月にタイトル保持者として防衛戦に登場。あと1勝すれば防衛、前人未到のタイトル100期達成というところだったが、広瀬章人八段(33)に敗れて失冠。大記録達成を逃すとともに、27年ぶりに無冠となった。本局に勝てば、そのシリーズ以来となるタイトル戦出場だ。 続きを読む