<大相撲秋場所>◇九日目◇21日◇東京・両国国技館
前頭九枚目・炎鵬(宮城野)が、前頭十七枚目・逸ノ城(湊)を押し出しで下し2勝目(7敗)をあげた。
前日までに1勝7敗と3場所連続の負け越し寸前だった92キロの炎鵬は、198キロと自分より106キロも重い逸ノ城に対して、立ち合いから素早い動きを見せて翻弄。低い姿勢から動き回って巨漢力士の体勢を崩すと、チャンスを逃さず全身でぶつかり、自分より倍以上の重さがある相手を押し出した。
ABEMAの中継で解説を務めた元大関・豪栄道の武隈親方は、「これが相撲の醍醐味。小さい力士がでかい力士を倒すのは」と絶賛。今後に向けても「周りの力士が炎鵬に慣れてきた部分もある。相手も研究してくるので、それ以上に研究して、自分の相撲を究めてほしい」とエールを送っていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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