“史上最長の七番勝負”が完結!豊島将之竜王が叡王獲得で二冠復帰 合計手数は最多の1418手に/将棋・叡王戦 将棋永瀬拓矢,豊島将之 2020/09/21 23:26 拡大する 将棋の叡王戦七番勝負第9局が9月21日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、豊島将之竜王(30)が永瀬拓矢叡王(王座、28)に111手で勝利した。シリーズ成績4勝3敗2持将棋で、豊島竜王は初の叡王獲得で、二冠に復帰。七番勝負として史上最多、合計手数1418手の大熱戦となったシリーズに、ついに終止符を打った。【動画】史上最長の七番勝負、豊島竜王が叡王獲得! 第1局で千日手・指し直し、第2局、第3局に2局連続の持将棋と、歴史に残るロングシリーズを制したのは豊島竜王だった。七番勝負としては史上初の第9局で、角換わり腰掛け銀の出だしから、中盤の難所では2時間以上の長考も入れて、難解な局面を打開。これまで数々の対局で驚異的な粘りを発揮してきた永瀬叡王に対して隙のない戦いに終始し、叡王初獲得に成功した。 続きを読む