羽生善治九段、形勢やや有利で60手目を封じ手 豊島将之竜王と1日目から激戦/将棋・竜王戦七番勝負 将棋羽生善治,豊島将之 2020/10/22 18:16 拡大する 将棋の竜王戦七番勝負第2局が10月22日、愛知県名古屋市の「亀岳林 万松寺」で行われ、挑戦者の羽生善治九段(50)が60手目を封じて、1日目を終えた。明日23日の2日目は初防衛を目指す豊島将之竜王(叡王、30)の手番から再開する。【中継】羽生九段、タイトル100期へ豊島竜王と竜王戦第2局 豊島竜王の先手で始まった一局は、角換わりの出だしから進行。第1局は、後手だった豊島竜王が超積極策を取ったことで、シリーズ最短手数の52手で決着したが、本局は研究も進んでいる戦型ということもあり、早いスピードで手が進んだ。序盤から羽生九段が工夫を入れた一手を見せるなど、序盤研究にも注目が集まったが、局面は既に激しく駒がぶつかる中盤に。59手目まで進むと、羽生九段が形勢ではやや有利と見られるところで封じ手し、1日目が終わった。 続きを読む