ドラフト会議、注目は“球速の出る和田毅”早稲田の早川と“松井秀喜並みの長打力”近大の佐藤
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 26日17時から、2020年プロ野球ドラフト会議が行われる。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、甲子園が春夏中止となる史上初の異常事態に見舞われるなど、球界全体に大きな影響と混乱を与えた。アピールの場を失った選手たちもさることながら、真剣勝負の場で選手たちの実力を見極める場を失った球団側も難しい選択を迫られることになる。そこで、今年のドラフトの見どころと注目選手を雑誌「野球太郎」の持木秀仁編集長にうかがった。

【映像】2020年ドラフト会議 見どころ集

 まず、持木氏が投手の目玉に挙げたのが早稲田大学の早川隆久投手。サウスポーから繰り出す150キロの速球に加え、確立された投球術をその理由に挙げる。巧みな投球術に関しては、ソフトバンクの和田を引き合いに出し“球速の出る和田毅”と評価は高い。

ドラフト会議、注目は“球速の出る和田毅”早稲田の早川と“松井秀喜並みの長打力”近大の佐藤
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 打者の注目は近大の佐藤輝明内野手。佐藤について持木氏は「当たった時の飛距離には目を見張るものがある。身体は大きいが走塁、守備でも見劣りすることなく、内野ならサード。外野も守ることのできるユーティリティー・プレイヤー。プロに入ってもクリーンナップを任せることのできる素材」と太鼓判を押す。その可能性について、巨人から米大リーグのヤンキースへと渡って活躍した松井秀喜の名前を挙げ、比較した。

 一方、アピールの機会が限定された高校生の注目選手について持木氏は中京大中京高校の高橋宏斗投手を推す。当初は大学への進学を表明していた高橋投手は、進路を変更する形でプロ入りを表明。高橋投手を推す理由について持木氏は「細かい制球よりもボールの勢いで勝負する」と指摘し、巨人のエースである菅野智之タイプ。または西武の高橋光成タイプと高い評価を与える。

 球団としてもスカウティングの状況が例年になく限定され、厳しい状況下でのスカウト活動を強いられた2020年。その点についても持木氏は「その結果がどういう形で表れるのかが楽しみな部分」と話し、今年のドラフト会議の見どころを解説した。

 なお、ABEMAでは今年のドラフトの模様を『ABEMAドラフト速報2020』として生中継する。

写真提供/野球太郎

【映像】2020年ドラフト会議 見どころ集
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【視聴予約】26日17時より『ABEMAドラフト速報2020』
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