プロ野球解説者の里崎智也氏が、プロ入り２年目を迎えるも結果が出ずに苦しんでいる日本ハムファイターズの吉田輝星投手に対して「結果以外で成長は語れない」と辛口エールを送った。
10月22日、今シーズン3試合目の登板となったソフトバンクとの一戦では４回まで１失点と好投するも、５回に味方のミスも絡み３失点。６回111球4失点で今季初勝利を逃している。さらに29日の対オリックス戦でも6回3失点で初勝利はお預け。今月4日にシーズン5回目の登板で今季初勝利を狙ったものの、強力西武打線に2回6安打8失点とノックアウト。初勝利はならなかった。
この状況に里崎氏は「ソフトバンク戦はフォーク、スライダーの変化球が結構良かった。ホークス打線がストレートを狙いに来た中での変化球というところで非常に生きた。エラーが絡んでの失点にもったいなさはあった。だからストレートに頼らず、変化球の精度が生命線になってくる」と話し、吉田の現状打破に向けたアドバイスを送った。
一方、期待されながらも思うような結果が残せていない現状については「150キロ出ても、ど真ん中に投げたら簡単に打たれる。変化球の精度が、今後大きく羽ばたいていくためには必要」との見解を示した。
プロ2年目の今年、成長した部分について問われた里崎氏は「結果以外で成長は語れない。結果を出してもらうしかない」と愛のある辛口エールを送った。（ABEMA『バズ！ パ・リーグ』）
