小結の照ノ富士（伊勢ケ浜）が前頭筆頭・霧馬山（陸奥）を寄り切って無傷の6連勝を飾った。一方、敗れた霧馬山は5敗となった。
立ち合いで素早く右の上手を取った照ノ富士。胸をしっかり合わせると、左のまわしにも手をかけると一気に吊り気味に霧馬山を寄り切った。
本来得意であるはずの右四つとは逆の左四つにもかかわらず圧倒的な力の差を見せつけた照ノ富士にABEMAで解説を務めた元前頭の大岩戸は「引きつける力がすごい。相手の体が浮いてしまっている。逆ではあるが、まわしをつかんだ瞬間から霧馬山は動けない感じになっている。相手からしたら、まわしを取られた時点でおしまい。これから対戦する力士はまわしを取らせてはいけないというように相撲を取らなくてはいけない」と話した。（ABEMA『大相撲チャンネル』）
