翔猿の術中にハマった貴景勝に土、翔猿“会心”の勝利に「うまく貴景勝を焦らせた」 大相撲 2020/11/17 07:24 拡大する <大相撲十一月場所>◇九日目◇16日◇東京・両国国技館 大関・貴景勝(千賀ノ浦)が前頭四枚目・翔猿(追手風)にはたき込みで敗れ、今場所初黒星を喫した。勝った翔猿の相撲内容について、元前頭・若ノ城は「よく考えた相撲ですね」と話すと、貴景勝の武器でもある強烈な突き押しを封じた翔猿の取り口を称賛した。【映像】翔猿の術中にハマった貴景勝 結びの一番で対戦した両者。立ち合いから貴景勝が力強い突き押し相撲を展開するものの、翔猿も譲らず激しい攻防戦を繰り広げていく。その後、翔猿が頭をつけて前に出ていった次の瞬間、絶妙なタイミングで引いた翔猿にはたき込まれて体勢が崩れ、土俵にダイブするようにうつぶせに倒れ、初黒星を喫した。八日目まで幕内でただ1人全勝し、優勝争いを独走していた貴景勝だが、これで平幕の1敗力士と勝ち星が並ぶことになった。 続きを読む