将棋の竜王戦七番勝負第5局が12月6日、神奈川県足柄下郡「ホテル花月園」で行われている。豊島将之竜王(叡王、30)が3勝、羽生善治九段(50)が1勝で迎えた本局は、じっくりとした序中盤を経て、いよいよ本格的な戦いが開始。午前9時ごろの対局再開から午後0時30分の昼食休憩までに58手が進み、形勢は羽生九段が少しリードを奪いつつある状況だ。豊島竜王の初防衛なるか、羽生九段が大記録に向けて逆襲するか。