将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が12月10日に行われ、羽生善治九段(50)と野月浩貴八段(47)が午後7時から対局を開始した。勝者は本戦出場が決まる。
羽生善治九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:32期)、順位戦A級(A級以上:28期)で、タイトル通算99期。棋戦優勝45回のうち5回は、この朝日杯で勝ち取ったものだ。七冠独占、永世七冠など数々の大記録を打ち立てた、将棋界のレジェンドだ。この日は午後2時からの対局で八代弥七段(26)に勝利、本局が2局目だ。
野月八段は、1996年10月に四段昇段。竜王戦4組、順位戦B級2組。棋戦優勝は2回。今年度の成績は、公表数字で12勝12敗、勝率.500だ。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は羽生九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)