天才棋士の大活躍などで大いに賑わった2020年の将棋界。その世界で“現役最強”と呼ばれ、頂点に立っているのが渡辺明名人(棋王、王将、36)だ。藤井聡太二冠(18)との棋聖戦では敗れ、最年少タイトル獲得の相手ということで注目を浴びる格好になったが、プロ生活20年目の節目で初の名人を獲得。タイトル獲得数も通算26期まで伸ばした。史上4人目の中学生棋士としてプロ入りした渡辺名人だが、少年時代はどんなものだったか。師匠・所司和晴七段(59)が、番組企画で当時の印象やエピソードなどを披露した。