2月12日に開催されるプロレスリング・ノア日本武道館大会では、メインイベントのGHCヘビー級選手権試合で潮崎豪と武藤敬司が対戦する。昨年、ベルトを巻くと6度の防衛、団体躍進の原動力となった潮崎。そんなチャンピオンに挑む武藤は58歳だ。もはやその存在はレジェンド。しかし「老いぼれが夢を見てもいいだろ」と挑戦表明した。試合を前にインタビューすると、武藤はこう語った。
「(挑戦の)名乗りをあげるかどうか、考えた部分もあるよ。俺が挑戦したらプロレス界の足を引っ張ることになるんじゃないかって。底上げしたいのに底下げにならないかと。でもどうせなら何かやったほうがいい。何もしなきゃゼロであってね。批判されるにしても一歩踏み出して批判されたほうがいいよなと。ノアに参戦したということは、ノアという山を登ってるのと一緒だから。山に登るなら頂上を目指すもんだよ」