将棋界の一企画にして、一大事だ。プロ将棋界の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」で、タイトル99期のレジェンド、羽生善治九段(50)が初めてドラフト会議に参加する。他の追随を許さない実績の持ち主ながら弟子を取らない羽生九段が、「棋士を選ぶ」ということだけでも、ファンは大騒ぎだ。自らの着想から生まれた超早指し戦も、今回で4回目。大会についての感想や、自身のドラフト戦略について聞いた。