28日、神奈川県川崎市の道路を走行する車のドライブレコーダーが捉えた映像。交差点を抜けカーブに差し掛かった次の瞬間、なんと前方から逆走車がやってきた。あわや正面衝突という中、撮影者はとっさに車線変更し難を逃れた。
また、熊本県山鹿市でも25日、逆走の瞬間が撮影されていた。徐行することなく直進してきた黒い車。あまりに無謀な運転に、撮影者は「加速してくる感じで来られたので、避けられず正面衝突していたと思うと怖かった。数秒の間に判断しなければいけないというところで本当に危なかった」と話す。
神奈川県と熊本県で起きた逆走。この2台には共通点があった。
熊本県の映像をよく見ると、黒い車はスーパーを出てすぐ右折し、片側2車線の右側の車線を反対方向の車線と思い込んで走行したとみられている。
また神奈川県の方も、撮影者によると、同じように道路沿いのホームセンターから出てきたということで、2台は同様の勘違いをした可能性がある。
2台の逆走車の運転手は高齢者だったということだ。