29日、北海道砂川市の道路を走っていた車のドライブレコーダーが、恐怖の瞬間を捉えていた。
片側1車線の道路を走っていた撮影者の車の前に現れたのは、道路を真正面から逆走してくる車。あわや正面衝突という中、撮影者はとっさに車線変更し難を逃れた。車の後ろについたドライブレコーダーの映像を見ると、問題の車はすれ違った後も数百メートルは逆走を続けているように見える。
撮影者の男性は「すれ違う時に見たら80代くらいの男性で、高齢者。クラクションを鳴らしてもこっちを見る感じもなく、前だけを見ていた。(もし反対車線に他の車が来ていたら)ぞっとしますよね。大けがしていたんじゃないかな」と話す。
逆走車は、時速30キロほどでゆっくり走っていたという。警察によると、これまでのところ事故の報告は入っていないということだ。