将棋の名人戦七番勝負第1局が4月7日に行われ、1日目は初防衛を目指す渡辺明名人(棋王、王将、36)が60手目を封じ手として終了した。翌8日の午前9時ごろに開封され、初の名人獲得を目指す斎藤慎太郎八段(27)の手番から再開する。
【中継】名人戦七番勝負第一局1日目渡辺明名人 対 斎藤慎太郎八段
現在最多の三冠を保持し“現役最強”と言われる渡辺名人が、“西のプリンス”と呼ばれ人気も高い斎藤八段を迎え撃つ形で始まった今期の名人戦。注目の第1局は相矢倉から始まり、じっくりとした進行となった。互いの出方を伺う時間も長くなり、形勢は互角のまま封じ手に。関係者の間では千日手も検討されるなど、明けて2日目を迎えてもすぐに戦闘開始とはならない可能性もある。
持ち時間は各9時間の2日制で、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
【封じ手時の残り持ち時間】
渡辺明名人 5時間39分(消費3時間21分) 斎藤慎太郎八段 4時間29分(消費4時間31分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)