将棋の名人戦七番勝負の第2局が4月28日に福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で2日目を迎えた。初防衛を目指す渡辺明名人(棋王、王将、37)が前日に封じた51手目は「▲6五飛」。初名人を狙う斎藤慎太郎八段(28)の手番で、午前9時から対局が再開となった。
 第1局は斎藤八段が終盤の逆転劇により179手で勝利。タイトル通算28期を誇る渡辺名人に先勝し、2019年度の王座戦以来となるタイトル戦で、大きな1勝をあげていた。