将棋の名人戦七番勝負の第4局が5月19、20日に長野県上高井郡「緑霞山宿 藤井荘」で行われ、渡辺明名人(棋王、王将、37)が斎藤慎太郎八段(28)に133手で勝利した。終盤に入り、形勢が二転三転する大激戦となったが、最後は詰むや詰まざるやの局面を読み切って勝利。シリーズ成績3勝1敗とし、初防衛に王手をかけた。