将棋の名人戦七番勝負の第5局が5月28日、神奈川県足柄下郡「ホテル花月園」で行われ、挑戦者の斎藤慎太郎八段(28)が55手目を封じて、1日目を終了した。2日目は翌29日、午前9時ごろに封じ手が開封され、渡辺明名人(棋王、王将、37)の手番で再開する。雁木で始まった対局は、早くも終盤戦さながらの激しい戦いになっている。