将棋界のレジェンドが、超早指しという局地戦で意地の勝ち越しだ。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Cリーグ第2試合、チーム豊島とチーム羽生の対戦が5月29日に放送された。羽生善治九段(50)は相手のリーダー豊島将之竜王(叡王、31)に勝利、佐々木大地五段(25)に1勝1敗と、計2勝1敗で勝ち越した。チームはスコア2-5で敗れ、結果的にチームの全勝利を1人で稼ぐことに。予選通過には厳しい状況に追い込まれたが、数々の大記録を打ち立ててきた伝説の棋士は、優雅でかつ熱い対局でファンを魅了した。