華奢な体ながら、必死に歯を食いしばり強豪選手たちに向かっていく姿にファンが急増しているプロ雀士・丸山奏子(最高位戦)。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」2019シーズンに、赤坂ドリブンズから大抜擢の指名を受けリーグ入りを果たすと、3人の先輩雀士から日々指導を受け、着実に成長を続けている。その愛らしい様子からマスコット的なイメージを持たれることもあるが、本人は「負けたら本当に悔しい」「このままの状態でチームにいるのはつらい」と、強いプロ意識の持ち主だ。「まだ(契約が)どうなるかわかりませんが」と前置きしつつ、2021シーズンの目標には「±0」という数字を出した。この数字、小さいようで実に大きな数字だ。