負けてもなお、その熱い“貴族”の戦いぶりは、ファンの胸を熱くした。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Dリーグ第2試合、チーム永瀬とチーム天彦の対戦が6月19日に放送され、チーム天彦はスコア1-5で敗戦。第1試合と合わせて2連敗となり、予選敗退が決定した。リーダー佐藤天彦九段(33)は2戦2敗と結果はついてこなかったが、敗れた2局は197手、187手といずれも長手数の大熱戦。ファンからは「これは最高に面白い」「なんで毎回こうなるんだ」と感動の声が寄せられることとなった。