将棋の藤井聡太王位(棋聖、18)が6月29日、お~いお茶杯王位戦七番勝負第1局で挑戦者・豊島将之竜王(叡王、31)と現在対局中だ。両者とも愛知県出身で、対局場も愛知県名古屋市「名古屋能楽堂」。愛知が生んだ名棋士同士の対決にふさわしい舞台となっている。注目の出だしは相掛かりに。叡王戦も合わせて最大12局に渡る長い戦いは、どちらが勝利で微笑むか。
【中継】お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負 第一局1日目 藤井聡太王位 対 豊島将之竜王
2020年度は最優秀棋士にも選ばれた藤井王位だが、今年度も将棋界を引っ張る活躍ぶりを見せている。現在開催中のヒューリック杯棋聖戦では渡辺明名人(棋王、王将、37)に対して開幕から2連勝を果たし、最年少での防衛と九段昇段に王手をかけている。5月、6月に1敗ずつ喫したものの、その他は全て勝利し年度成績は10勝2敗、勝率.833と好調だ。
豊島竜王は、昨年末の竜王戦七番勝負以来となるタイトル戦出場。竜王戦では羽生善治九段(50)を4勝1敗で下し、自身初のタイトル防衛を果たした。渡辺名人に次ぐ序列2位で、久々の三冠復帰を目指す。
両者の対戦は過去に7回あり、豊島竜王が6勝1敗と大きく勝ち越している。初対戦から豊島竜王が6連勝したが、今年1月の朝日杯将棋オープン戦で藤井王位が初勝利を挙げた。また、叡王戦では藤井王位が豊島竜王に挑戦することが決まっており、王位戦七番勝負と叡王戦五番勝負、合わせて“十二番勝負”とも呼ばれている。
持ち時間は各8時間の2日制で、振り駒の結果、先手は藤井王位。第2局以降は先手・後手が交互に入れ替わり、最終第7局まで進んだ場合は、再度振り駒で決める。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位 海老天ころうどん+稲荷寿司、お茶 豊島将之竜王 親子丼+ころ蕎麦、紅茶
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位 6時間32分(消費1時間28分) 豊島将之竜王 6時間15分(消費1時間45分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)