これがトップレベルの戦いだ。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Eリーグ第2試合、チーム渡辺とチーム斎藤の対戦が7月11日に放送され、斎藤慎太郎八段(28)が渡辺明名人(棋王、王将、37)に141手で勝利した。チームとしてはスコア2-5で敗れたが、リーダー対決では意地の勝利。最後は長手数の詰み筋を、数秒しかない持ち時間の中で発見する、卓越した終盤力で激戦を制した。