超早指し戦でも「竹部節」が炸裂 女流棋士のコメントが斜め上で視聴者「突然の昔話」「どんな比喩やねんw」
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 対局者がパニックにもなる超早指し戦の聞き手であっても「竹部節」には、全く影響がなかった。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Eリーグ第2試合、チーム渡辺とチーム斎藤の対戦が7月11日に放送されたが、大盤での聞き手を務めたのが竹部さゆり女流四段(43)。解説の青嶋未来六段(26)とのコンビで対局の模様を伝えていたが、時折挟むワードに視聴者が反応。その独特な言葉選びに笑いが続出した。

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 竹部女流四段は放送対局、イベントなどで聞き手を務めることも多い女流棋士。マイペースにしゃべりつつ、時々挟む将棋界には珍しいワードが特徴で、独自の世界観を築いている。この日の放送でもそれは健在だった。

 例を挙げれば、角が取れてもあまり大きな成果が出ないという局面については「大きいつづらに何にも入ってないみたいな感じですかね。角を取ると思ったよりお得じゃなかった、みたいな」と表現。また守勢に回った局面では「おうちに入れなくて、鍵をなくした子どもみたいな状態ですね」と言うと、青嶋七段も「いい例えですね」と称えた。

 これ以外にも、棋士の心情や局面を様々なものに例えて伝える“たとえ女流名人”として活躍。この様子にファンからも「突然の昔話」「昔話で例えるなw」「鍵っ子w」「どんな比喩やねんw」など、高く評価されていた。

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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