【米大リーグ】ドジャース-エンゼルス(8月6日・日本時間7日 ロサンゼルス/ドジャー・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が代打で登場、申告敬遠となった10回にその球速と変化でドジャースのグラテロル投手が注目を集めた。
グラテロルは、2019年にメジャーデビューを果たした22歳。100マイルを超える速球、シンカーを武器に、主に中継ぎとして活躍している若手選手だ。この日の試合では延長に入った10回に登板。大谷とは対決しなかったが、右打者のメイフィールド、フレッチャーの2人と対戦した。
メイフィールドにライト前のタイムリーを許したが、ファンの度肝を抜いたのがフレッチャーの打席だ。カウント2-1から投じた球は外角低めに向かった102マイル(164キロ)のシンカー。その球速だけでも大谷のストレートを超えるようなものだが、これがキャッチャーの手元で鋭く変化。これには捕手のスミスもさばき切ることができず、パスボールとしてしまった。
構えていたところとややずれたとはいえ、スピードボールには慣れているはずのメジャーのキャッチャーでも取り切れない超高速シンカーに、視聴者からは「ピッチャーの球えぐすぎ」「102マイルはすごい」「球速すぎ」と驚きの声が連発。中には「ピッチャー災難やな」と、グラテロルに同情するコメントもあった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)