メジャー評論家が「取材もできない」ベテラン投手の秘話を公開「大谷翔平には自分から声をかけた。あんなの見たことない」
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【米大リーグ】エンゼルス1-4アストロズ(8月13日・日本時間14日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)

【動画】大谷翔平とグリンキーの対決

 エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場、4打数1安打1打点と4試合連続安打と、リーグ2位タイの85打点をマークした。この試合で解説を務めていたメジャーリーグ評論家のAKI猪瀬氏が、勝利投手となったアストロズ・グリンキーについて、大谷とのエピソードを紹介。「グリンキーの方から大谷に声をかけた。あんなグリンキーは見たことがない」と驚いたと明かした。

 グリンキーは、過去にサイ・ヤング賞も獲得、この日の勝利で通算219勝目を挙げ、後の殿堂入りも確実視されている好投手。現在は37歳で、最盛期の160キロオーバーのストレートもなく、150キロ弱にとどまっているが、丁寧にコーナーを突くコントロールとスライダー、チェンジアップなどを巧みに使い、今季11勝と活躍している。一方で過去には社会不安障害でチームを離脱したこともあり、現在でも多くの人々と会話を交わすことはなく、AKI猪瀬氏によれば「取材ができない。謎の男」という選手の一人だ。

 このグリンキーが、自ら積極的にコミュニケーションを取ろうとしたから、AKI猪瀬氏にとっては実に衝撃的なシーンだった。「今年初めて対決があった時、大谷が打ち取られました。大谷がグリンキーの横を通る時に、グリンキーの方から声がけをしたんです。あんなの見たことがない。しかもはにかんだ笑顔でした」と、当時の驚きを回想した。

 今や塁に出れば相手野手から、投手として登板すれば相手打者からも声を掛けられるような存在となった大谷。グリンキーも投手としては非常に打撃がいいことで知られ、若い時期に「二刀流」に挑戦していれば、大谷にとって二刀流の先輩になっていた可能性もある選手。ファンからは「グリンキーが唯一笑顔を見せる男 大谷」「大谷に興味を持つグリンキー」といった反応も見られていた。

 なお、グリンキーはこの日の登板後、ベンチで早速自身の投球を振り返る様子が現地映像でも流され、写り込んでいたのが左打者だったこともあり、ちょうど大谷との対決を確認していたのか、ということでも話題が起きていた。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

好走塁で二塁を陥れた大谷翔平
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大谷翔平 第2打席はライトへの特大フライ
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大谷翔平の「ちょっとだけ」
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