山崎隆之八段「無我夢中で指していた」郷田真隆九段との熱戦制し本戦初勝利/将棋・ABEMAトーナメント 将棋菅井竜也,糸谷哲郎 2021/08/21 18:14 拡大する プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント2回戦第3試合、チーム糸谷とチーム菅井の対戦が8月21日に生放送され、チーム糸谷・山崎隆之八段(40)がチーム菅井・郷田真隆九段(50)に109手で勝利した。【中継】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム糸谷VSチーム菅井 周囲以上に本人がハラハラでドキドキの本戦初勝利だ。先手番から得意の相掛かりで指し進めると中盤から少しずつペースを掴み始めた。中盤から終盤にかけて郷田九段の粘りを受けて「自分でもやっちゃいけない手で飛び込んでしまって、そこから負けにしてしまったかと。無我夢中で指していました」と、パニック寸前だったと振り返ったが、それでも逆転を許すことなく、最後まで力強く指し切った。「何年棋士をやっているのかなってくらい震える」とは語ったものの、勝利の後には笑みもこぼれていた。 続きを読む 関連記事