大谷翔平、失意の新人左腕に“ただ一人”歩み寄って背中“ポン” 何気ない振る舞いに「優しいオオタニサン」「労いタッチ」称賛の声
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【米大リーグ】インディアンス5-1エンゼルス(8月21日・日本時間22日 クリーブランド/プログレッシブ・フィールド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。イ軍先発右腕・マッケンジーの前に3打席連続の空振り三振を喫するなど、4打数無安打3三振と精彩を欠き、自身の連続安打は4でストップ。チームも同一カード連敗を喫した。そんな試合中、自軍先発左腕の新人・デトマーズが降板を命じられた際、ベンチに戻った失意の左腕にただ一人歩み寄り、労った大谷の振る舞いに対して称賛の声が寄せられている。

【映像】称賛を浴びた大谷翔平の振る舞い

 デトマーズは今季12失点のうち8失点が4被弾によるもの。今日の試合も3回に1番・ストロー、2番・ロサリオに連続安打を許し、3番・ラミレスにセンターへの3ランを許してしまった。この試合を中継したABEMAで実況を務めたDJケチャップ氏も「一発を警戒しなければならない数字。12失点のうち、8失点は打たれた4本のホームランでとられている。きょうのホームランによる失点も踏まえて、15失点のうち、11失点はホームランによる失点」などと話し、デトマーズが克服すべき“一発病”を指摘した。

 すると解説を務めたMLB事情に精通するオカモト"MOBY"タクヤ氏も「きょうも一本打たれているが、3イニング目に4本のホームランを打たれている」と“魔の3回”エピソードを披露する一方「ただ、4イニング目は防御率0.00なんです」とも話し、いかに立ち上がりの3イニングまでを抑えるかがデトマーズが克服すべき課題であるかを補足した。

 その言葉どおり4回のマウンドに上がったデトマーズは、9番・クレメントを遊ゴロ、1番・ストローを空振りの三振に仕留め早々と2アウトを取ったものの、続く2番・ロサリオにストレートの四球を与えたところでマドン監督に交代を命じられた。

 DJケチャップ氏が「ここで早くもピッチャー交代です」と少し驚いたように話すと、ファンからも「マドンは2アウトからの交代が好き」「もう少し様子を見てもよかったのでは?」などの反応が寄せられた。

 降板を告げられたデトマーズはユニフォームで額の汗を拭い、肩を落としてベンチへ。すると、そんな失意の左腕にたった一人歩み寄ったのが大谷だった。大谷はデトマーズの前に立つと“ポン”と一つ手を叩き、何やら声をかけ、デトマーズの背中をもう一つ“ポン”と叩いて労った。大谷に励まされたデトマーズだったが、ベンチに腰を下ろすと頭を抱え、ガッカリ。3回2/3を投げ70球、被安打7、与四球3、自責点3で今季3敗目(1勝)を喫した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】称賛を浴びた大谷翔平の振る舞い
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【映像】失意の新人投手を労う大谷翔平
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