【米大リーグ】オリオールズ13-1エンゼルス(8月26日・日本時間27日 ボルティモア/オリオール・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手がオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場し、第1打席に41号ソロを放つなど2打数1安打、1打点、2四球の活躍を見せた。しかしエンゼルスの得点は大谷の先頭打者弾による1点のみで、中盤以降は投手陣も大きく崩れて13失点で2連敗。点差が開いた7回には、現地中継が選手ではなくマッチョな塁審に注目。「試合中の空いている時間で腕立て伏せをしているのを見ました」というコメントまで飛び出して視聴者の笑いを誘った。
大谷が初回にいきなり41号ソロを放ち、幸先のいいスタートを切ったかに思えたエンゼルス。しかし前日の試合で連敗を「19」でストップしたオリオールズは、5回に7番・セベリーノのグランドスラムなど一挙6得点で大量リードを築く。先発の左腕・エイキンも7回1失点の好投を見せ、7対1と大勢を決した状況で試合終盤を迎えた。
7回、1死二塁とオリオールズのチャンスでバッターは6番のウリアス。カウント2-1からの4球目、ハーフスイングに一塁塁審はストライクの判定を下す。すると現地の中継映像は、見事に鍛え上げられた肉体を誇る同塁審に注目。勝敗がほぼ決した状況も手伝ってか、試合そっちのけでマッチョな塁審の姿を映し続けた。
これを受けて、ABEMAで実況を担当した近藤祐司アナは「ちょっと現地の放送局も遊び出しましたね。『審判の腕が太い』『空いている時間で腕立て伏せをしているのを見ました』という話でした」と現地中継のジョークを紹介した。これには日本の視聴者も「暇すぎワロタ」「もう審判見よ」「筋トレタイム」「審判いじり出したらゲームセットでええやん笑」と大笑い。やや弛緩した試合展開でも、さまざまな角度から野球を楽しむメジャー流のエンタメ精神が感じられる一幕となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)