これが大谷翔平のトップギア ピンチに全力投球で160キロ超連発!ファンも興奮「ギア上げたな」「連発はすごい」
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【米大リーグ】エンゼルス3-2レンジャーズ(9月3日・日本時間4日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)

【動画】161キロ連発の大谷翔平

 エンゼルス大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、打者としては4打数無安打だったものの、投手としては7回を投げて被安打7の2失点、8奪三振、メジャー自己最多の117球の熱投で9勝目を挙げた。これで1918年にベーブ・ルース(13勝・11本塁打)が記録して以来となる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」まであと1勝(9勝・42本塁打)と迫ったが、この9勝目を手繰り寄せたのが、4回に迎えたピンチで見せたトップギアの力。ペース配分をしながらも、ここぞという場面で全力投球し、100マイル(約161キロ)を連発する姿に、ファンが酔いしれた。

 これが大谷のトップギア、という圧巻の投げっぷりだった。1回、いきなり強烈なピッチャーゴロを右手に当てるアクシデントもあり、2回には同点の2ランを被弾。その後もストレート、スライダー、カットボール、カーブ、スプリットと持ち球を駆使するものの、相手打線に粘られ球数も増えるなど、この日は苦戦模様だった。

 2対2の同点で迎えた4回も1死二、三塁と犠牲フライでも勝ち越しを許すという大ピンチ。ただここで、3回までは最速で98マイル(約158キロ)までだった大谷が本気を出した。8番マーティンをカウント0-2から100マイルの速球で空振り三振に。さらに続く9番タベラスに対しても3球中2球が100マイルと、打たせて取る投球から力でねじ伏せる投球に切り替え、ファーストゴロに仕留めてピンチを切り抜けた。

 比較的球速が出る高めではなく、低めぎりぎりに投げ込まれる剛速球の連続に「疲れててもたまに本気出すとすごいなw」「100マイル連発」「低めの100は凄い」と驚きの声が相次いでいた。大谷の登板数はローテーション通りであれば残り4~5試合という見方が出ている。投打二刀流でMVPも確実なものにしている中、今季あとどれだけ本気の大谷を見られるだろうか。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

100マイルを連投でピンチを切り抜ける
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高々と舞い上がった打球は…
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大谷翔平 強襲のピッチャーゴロで判定は?
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