大谷翔平、渾身の117球&雄叫び“投手”でも球場のファンが総立ち状態「野球の申し子」「これは惚れる」
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【米大リーグ】エンゼルス3-2レンジャーズ(9月3日・日本時間4日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)

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 エンゼルス大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、投手として7回2失点8奪三振の好投で、チームトップの9勝目を挙げた。痺れる1点差の試合、さらにマドン監督が“打者大谷”への期待も大きいことから、6回で降板と思われたところ、7回も力投。結果的に、メジャー自己最多となる117球を投げることになったが、このラスト1球を投げ込む際には地元ファンで埋まる球場が総立ち状態になった。

 大谷はチームのエースとして序盤からペース配分しながらの投球に。1回には打球が右手に当たるアクシデントもありつつ、4回のピンチには100マイル(約161キロ)の速球を連発する力強さも見せ、味方打線の援護を待っていた。すると6回に待望の勝ち越し点が入り、大谷もここで降板かと思われた。ところが7回にもれなく大谷に打順が回ることもあってか、中継ぎにバトンを渡すことなく続投。今季、100球を超えたことが1度しかないほど、球数にシビアに投げてきたが、シーズンも終盤の勝負どころで力投を続けることになった。

 ところが大谷は、ヒットと四球で2死ながら一、二塁とピンチを招くことに。ヒットが出れば勝利投手の権利を自らフイにする同点、長打なら一転負け投手にもなる状況に追い込まれた。ここで投打二刀流として活躍するスターを激励したのが現地のファンだ。カウント1-2と追い込むと、スタンドにいたファンたちが次々と立ち上がり大歓声。これを背に受けた大谷が、レンジャーズ・カイナーファレファをファーストゴロに打ち取り、自らベースカバーで3アウト目となるファーストを踏むと、振り返り様に雄叫び。スタンドからも、さらに大きな歓声が降り注いだ。

 9勝目へとつながる最大のヤマ場を乗り越える勇姿に、日本のファンからも絶賛の声が続出。「これはエースや」「笑っちゃう凄さ」「野球の申し子」「大谷は本当にすごいよ」「これは惚れる」と賛辞が並んでいた。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

100マイルを連投でピンチを切り抜ける
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高々と舞い上がった打球は…
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大谷翔平 7回 気迫の雄叫び!メジャー自己最多9勝目
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