【米大リーグ】エンゼルス3-7レンジャーズ(9月5日・日本時間6日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手がレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、8回に今季23個目の盗塁を決めた。この大谷は43本塁打、23盗塁、93打点となり、「50本塁打・30盗塁・100打点」の同時達成まで、いずれもあと「7」と迫る状況に。現地実況がこのトピックスに触れると、ファンからも「あと7で伝説に…」「トリプルあと7」といった声が続出した。
前日に43号3ランを放った大谷だが、この日は4打数無安打、3三振と2試合連発とはならず。しかし四球で出塁した8回には、相手バッテリーに警戒されながらも2死から見事に今季23個目の盗塁に成功した。
余裕たっぷりのタイミングで二塁に滑り込んだ大谷に対し、ABEMAの中継で実況を担当したDJケチャップ氏は「もう悠々の盗塁成功!」とあらためて感嘆。さらに「あと7本で50本塁打、7盗塁で30盗塁、7打点で100打点だ」という現地実況のコメントを楽しげなトーンで紹介した。
スロットマシンの大当たりのように3つの「7」が並んだ縁起のよい“リーチ状態”に、ファンからも「あと7で伝説に…」「トリプルあと7」「777か!」「フィーバーしとるがな」といったコメントが殺到。また「残り試合考えたら777いける!」「盗塁7はいけるねー!」「打点は確実にいけそう」「50と100はいける」など達成に期待する声も続々と寄せられた。
この日を終えてエンゼルスの残り試合数は「25」。本塁打のペースはやや落ちてきている大谷だが、一方で盗塁企図数は増加傾向にあり、100打点はもちろん、50本塁打、30盗塁はいずれも現実的な目標として考えられる数字だ。「50本塁打・25盗塁」さえメジャーリーグの歴史上で誰も達成したことがないだけに、もし仮に「50・30・100」を投手としての2ケタ勝利と同時に達成したとしたら、大谷以外には達成不可能に近い大記録となるのは間違いなさそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)