マドン監督、“二刀流・大谷翔平”の起用法に見える覚悟「大谷選手のためだけでなく、今後のためにも“一つの例をつくるんだ”という感じがある」高橋尚成氏が推察
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【米大リーグ】アストロズ-エンゼルス(9月11日・日本時間12日 ヒューストン/ミニッツメイド・パーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場した試合で、日米のプロ野球で投手として活躍し、エンゼルスにも在籍したことがある高橋尚成氏がマドン監督の「二刀流・大谷」の起用における覚悟について言及。「大谷選手のためだけでなく、今後のためにも“一つの例をつくるんだ”という感じがある」と推察した。

【映像】“弾丸”ライト前に首を振る「不満気」な大谷

 試合を中継したABEMAで解説を務めた高橋氏は、きのうの試合で本塁打王争いのトップとなる44号を放つも、4回途中でKOされて今季10勝目(2敗目)を逃した大谷について「疲れはある。普通にピッチャーだけでやっていても、この時期は疲れる。それを両方やるというのは考えられない。本当に素晴らしい」などと述べ、大谷の活躍を称賛すると、話は今季大谷の二刀流での起用を継続するマドン監督についても及んだ。

「マドン監督がチームに対して二刀流での起用を推奨している。とにかく1シーズンやるためにどういうことをやらなければならないのか、ということを考えながらチームもやっている。大谷選手のためだけではなく、今後またこういう選手が出てきたときのために、一つの例を作るんだという感じがする」と話し、マドン監督、さらにはチームの覚悟を推察した。

 さらに高橋氏は「二刀流のスタンダードがこれ(大谷の実績)になると、それはそれで大変」という声に対して「確かにそうだが、引き合いに出される人がベーブ・ルースなので」とも。その大谷は第1打席、火の出るような打球でライト前ヒットを放つも、塁上で首を横に振った。その様子を見た高橋氏は「甘いボールだった。ホームランにできる球だったということではないか」と大谷の心情について話した。

「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」を目前に足踏みした大谷だが、そのベーブ・ルース以来となる103年ぶりの偉業達成からも目が離せない。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】“弾丸”ライト前に首を振る「不満気」な大谷
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大谷翔平、ライト前ヒットも納得せず? “首振り”に高橋尚成氏「ホームランにできた球だと思ったのでは」 【ABEMA TIMES】
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