【米大リーグ】アストロズ2-4エンゼルス(9月11日・日本時間12日 ヒューストン/ミニッツメイド・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したこの日の試合で、日米のプロ野球で投手として活躍し、エンゼルスにも在籍したことがある高橋尚成氏が、大谷が二刀流を続けるための「クローザー起用」を提案した。
【映像】大谷翔平、ライト前ヒットも納得せず? ベース上で“首振り”
この日ABEMAで実況を務めたDJケチャップ氏が「大谷翔平選手には二刀流を続けてほしいし、でも強いチームで世界一になる大谷も見たい」と希望を語ると、解説の高橋氏は「いっそのことクローザーで起用する」という案を提示する。
それに対し寄せられた、視聴者の「クローザーだと二刀流だと言わない」という厳しい意見には、「クローザーでも十分、二刀流って言えるんじゃないかなと思うんです。とにかく投げることが重要で、打つことも出続けるってことが重要」だとコメント。
また、「立ち上がりがよくない大谷投手。クローザー大丈夫かな」という心配の声には、「先発ピッチャーの立ち上がりと、リリーバーで出ていく1回とは全然違うんですよね。先発ピッチャーっていうのは、ゲームのスタートっていうことで自分のゲームを支配していく中で、どういうプランを立てていくかっていう。自分の調子と相手チームを考えながら立ち上がっていく。逆にリリーバーっていうのは、もうスタートしている状態で、そこに気持ちがガッと、テンション上がって入り込まないといけないんですよね。だから、立ち上がりが悪いからリリーバーはできない、っていうのは絶対ないと思います」と答えた。
また、自身の経験からも、「先発をやって、クローザーをやって、また先発になった時に、立ち上がりがよくなったりすることもあるんですよね。そういう(リリーフ経験が先発に生きる)のもある」と話した。
打者記録としては、2007年のアレックス・ロドリゲス以来、史上5人目となる50本塁打・20盗塁の「50-20」の可能性がある大谷(盗塁数は23)。史上初の「50-25」も不可能ではない数字だ。一方、投手としてはここまで9勝2敗。自身初の2ケタ勝利、そして、「野球の神様」ベーブ・ルースの偉大な「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」という記録を達成できるかどうかに注目が集まっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)