<大相撲九月場所>◇二日目◇13日◇東京・両国国技館
 前頭七枚目・照強(伊勢ヶ濱)と前頭六枚目・宇良(木瀬)の一番は、照強の強烈な張り手が飛び交い、そのたびに場内がどよめく激闘となった。最後は照強にはたき込まれて土俵下に転落し、2敗目を喫した宇良の鼻からは鮮血が。その後、土俵に上がる際に足元はおぼつかず、土俵に手をつき、ようやく土俵に上がった宇良は痛みと悔しさをこらえて“キチっと”一礼。その様子に一部のファンからは「本当に素晴らしい」と宇良の振る舞いを称賛する声が聞かれた。