【米大リーグ】ホワイトソックス-エンゼルス(9月14日・日本時間15日 シカゴ/ギャランティード・レイト・フィールド)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したホワイトソックス戦で、相手レフトのヒメネスがホームラン性の打球をスーパーキャッチ。超メジャー級のプレーに観客は大盛り上がりとなり、日本のファンからも「これはすごい」「スーパープレイだわ」と称賛の声が続出した。
2対1とホワイトソックスがリードした3回2死、大谷の前を打つエンゼルスの1番・フレッチャーがレフト方向に大きな当たりを放つ。ホームラン性の打球に球場がざわめく中、レフトを守るヒメネスはボールから目を切らずに追いかけると、フェンス際でグラブを伸ばしてジャンピングキャッチ。勢い余って転倒するもボールはこぼさず、寝転がりながら勝利のVサインを披露した。
味方投手たちが待機するブルペン前でのスーパープレイだったこともあって、リリーフ陣はフェンスの網を掴んで大興奮。さらに被弾を覚悟していたホワイトソックスの先発・ジオリトは両手を突き上げて歓喜し、地元ファンも大歓声とスタンディングオベーションでヒメネスを称えた。
ホームランの基準となる黄色いラインを超えるか否かという大飛球をグラブに収める、完璧なタイミングでのジャンピングキャッチ。ABEMAの中継で解説を務めたスポーツジャーナリストの福島良一氏も「いやぁ…」と思わず言葉を失い、視聴者コメント欄には「これはすごい」「スーパープレイだわ」「ホームランだったな…」「超ギリギリw」「よく取ったなー」「敵ながらあっぱれ」「スタジアム全体ノリノリ」「Vサインしたのカッコイイ」と称賛の声が殺到した。
また一部のファンからは「これが首位のチーム」「強いチームの勢いだな」など、アメリカン・リーグの中地区で首位を走るホワイトソックスと、ワイルドカード争いに参加できていないエンゼルスのチーム状態の違いを指摘する声も。ヒメネスのスーパープレイで勢いづいたホワイトソックスは3回に4点、4回にも1点を追加し、試合中盤を迎えてさらにリードを広げている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)