フランクフルトに所属するMF鎌田大地が、ヨーロッパリーグで今季5得点目を挙げた。

 鎌田は28日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグのウェストハム戦に先発出場すると、1-1で迎えた54分にジブリル・ソウのシュートのこぼれ球を押し込み、勝ち越しゴールをマーク。これが決勝点となり、フランクフルトは2-1で先勝した。

 鎌田はELでは通算21試合に出場してこれが11ゴール目。ドイツメディア『スカイスポーツ』の公式ツイッターによると、予選を除いたELで11ゴールを記録した同選手はアジア人最多得点者になったという。

 また、今シーズンは11試合の出場で5ゴール目を挙げた鎌田。この結果、今大会6ゴールを記録しているFWカール・トコ・エカンビ(リヨン)、DFジェームズ・タヴェルニエ(レンジャーズ)、FWガレーノ(ポルト)に次いで、得点ランキングで4位タイに浮上している。

 フル出場で先勝に貢献した鎌田は試合後、自身の公式インスタグラムを更新。「このクラブとファンたちをとても誇りに思っている。みんな勝利はあと2つだ」とEL制覇に向けて意気込みを綴った。

 EL得点ランキングは以下の通り。なお、決勝進出をかけたセカンドレグは5月5日に行われる。

■EL得点ランキング(準決勝ファーストレグ終了時点)
1位6ゴール カール・トコ・エカンビ(リヨン)
1位6ゴール ジェームズ・タヴェルニエ(レンジャーズ)
1位6ゴール ガレーノ(ポルト)
4位5ゴール 鎌田大地(フランクフルト)
4位5ゴール パトソン・ダカ(レスター)
6位4ゴール リカルド・オルタ(ブラガ)
6位4ゴール ムサ・ディアビ(レヴァークーゼン)
6位4ゴール ボルハ・イグレシアス(ベティス)
6位4ゴール ミスラフ・オルシッチ(ディナモ・ザグレブ)
6位4ゴール アルフレッド・モレロス(レンジャーズ)
6位4ゴール アレクサンドル・ソボレフ(スパルタク・モスクワ)
6位4ゴール チーロ・インモービレ(ラツィオ)
6位4ゴール ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)
6位4ゴール アルカディウシュ・ミリク(マルセイユ)
6位4ゴール エリフ・エルマス(ナポリ)