シャルケは7日、ブンデスリーガ2部第33節でザンクト・パウリを3-2で下した。この結果を受けて、シャルケは今季のリーグ戦を2位以内で終えることが確定し、来季からの1部復帰が決定している。
試合は壮絶な撃ち合いに。前半に2点のビハインドを背負うも、後半開始早々にドイツ人FWシモン・テロッデのPKで1点を返す。71分にテロッデがボレーシュートを沈めると、77分にはウルグアイ人MFロドリゴ・サラサールがカウンターから強烈なシュートを叩き込み、シャルケが逆転に成功した。終盤にはザンクト・パウリが2人の退場者を出し、このまま試合はタイムアップを迎えた。
なお、シャルケに所属している日本代表DF板倉滉はセンターバックの位置でフル出場。チーム最多のパス成功数を記録するなど、攻守において存在感を示した。
昨シーズン、シャルケは1部で低迷に陥り、30年ぶりとなる2部降格が決定。それでも、今季から戦う2部では、シーズン序盤から上位争いを披露する。現在は首位を走っており、リーグ戦1試合を残して2位以内のフィニッシュを確定させた。