現地時間5月14日に開催されたFAカップの決勝で、南野拓実の所属するリバプールが、チェルシーとウェンブリーで対戦。スコアレスで突入したPK戦で6ー5と勝利し、リーグカップに続いて今シーズン2度目のタイトル獲得を果たした。
南野がベンチ外となったこの大一番で、リバプールにアクシデントが発生したのが33分だ。エースのモハメド・サラーが鼠径部を痛めて、途中交代したのだ。
さらに、90分が終了すると、延長戦を前にディフェンスリーダーのCBフィルジル・ファン・ダイクもジョエル・マティプと交代。こちらは、ベンチにそのまま残っていたが、何もなければ途中で下げるのは考えにくい。
【画像】負傷交代で落胆した表情を見せるサラーと心配そうに見守るクロップ監督
攻守の要の途中交代に、マンチェスター・シティを追走するプレミアリーグの残り2節とレアル・マドリーとのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝(5月28日に開催)を控えているリバプールのファンは騒然。クラブの公式SNSには次のような声が寄せられている。
「なんでそうなる…」
「2人が離脱したら、今季はもう終わりだ」
「CLファイナルには間に合うのか?」
「誰が点を取るんだ?」
「なぜサラーは決勝でいつも怪我をする?」
「控えめに言っても最悪だ」
「CL決勝で誰が代わりを務めたらいいんだ?」
「両者がいなかったら悲劇」
「マドリー戦には間に合うよな?」
大事をとった交代ならばいいのだが、果たして…。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部