ヘンクに所属する日本代表MF伊東純也が、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の年間最優秀ゴール賞を受賞した。

 伊東の得点は、2021年8月14日に行われた第4節のルーヴェン戦で生まれた。2-0でリードして迎えた77分、右サイドでボールを持った伊東が中へとパスを送る。クリスチャン・トルストベットがワンタッチで走り込んできた伊東に返すと、ダイレクトで中央に待っていたテオ・ボンゴンダへとパス。ボンゴンダもこれをワンタッチで落とすと、伊東がダイレクトで左足を振り抜き、ゴール左へと突き刺した。

 リーグの公式ツイッターはこの得点の動画とともに、「これ以上、ボールをうまく打つことはできませんよね?」と投稿。見事なコンビネーションから生まれた伊東のゴールに賛辞を送っている。

 現在29歳の伊東は今シーズンの公式戦49試合に出場し、8ゴール21アシストを記録。リーグ戦では16アシストを記録し、アシスト王に輝いており、年間最優秀ゴール賞との2冠を達成した。

 なお、年間最優秀選手の候補にも選ばれていた同選手だが、これはロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズに所属するドイツ人FWデニズ・ウンダフが受賞している。